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全国水平社博物館




奈良県御所市にある全国水平社博物館の見学に行ってきました。

全国水平社は1922年
京都の岡崎公会堂で創立大会が開かれましたが、その準備の中心を担ったのが奈良県
御所市柏原地区の青年たちだったと言われています。

柏原地区は近代まで膠造りが主な
産業で、本馬山周辺に膠造りの工場などがありました。

ここで製造された膠は奈良の特産品墨造りなどに用いられていました。

膠造りは1970年代まで続けられ、近代に入ると、新しい産業を興そうという動きが起こり、柏原の坂口兄弟が大阪で桐下駄造りを教わり柏原に広めました。

膠造りによって経済が膨張した1917年頃の柏原では、総年収60万円、一軒あたり平均3千円近くありました。

しかし、村内に「大八家」(おやけ)、「上八枚」(かみはちまい)と言われた突出した資産家層の8軒の収入が年間数万円であったのに対し、免税が86軒もあり、村内の貧富の差が激しかったそうです。

しかし、村全体としてみると周辺村落と経済的な格差はなく、その経済力が差別との闘いを可能にし、全国水平社創立への原動力になったといわれてます。

全国水平社博物館の近くには、「柏原の三青年」と呼ばれていた西光万吉さんの生家である西光寺や阪本清一郎生家跡、他にも「解放令」50周年記念事業として1921年に、柏原の燕会の人々により建立された燕神社や水平社宣言記念碑などがあります。

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